「達成意欲の高い個々人の集合体が、企業文化を形成していく」株式会社Macbee Planet 千葉 知裕社長(第3話)

広告配信データ、Web・アプリ上での回遊データ、顧客情報などを集約し、LTVを可視化する独自プラットフォームを構築している、株式会社Macbee Planet。LTVマーケティングのリーディングカンパニーとしての地位を確立した同社は、今後「すべてのマーケティングを成果報酬に」を掲げ、更なる飛躍を目指している。同社代表取締役社長 千葉 知裕氏に経営者の素養、M&A成功の秘訣などについてDIMENSIONビジネスプロデューサーの加藤 裕朗が聞いた。(全4話)

達成意欲の高い個々人の集合体が、企業文化を形成する

ーー御社の従業員皆様は「マクビーが好きだ」という強い愛社精神があるように思います。組織づくりに関してどのような取り組みをされているのでしょうか。

Macbee Planet(以下、マクビープラネット)は「夢」というキーワードを重視しています。

当社の企業理念は「夢・目標を共に実現し続ける組織に」であり、事業展開においても個々人の夢や目標を非常に大切にしています。

具体的には、各従業員が描くありたい理想の姿から逆算し、現在取り組むべき課題に注力するという文化を醸成しています。ですから、個々人のWillを尊重し、それを支援する体制を整えているのです。

私自身の経験を例に挙げますと、当社に入社する前は会計士として一般的なキャリアを歩んでいました。

しかし、マクビープラネットに参画後、CFOとしてのキャリア、そして現在は社長として成長する機会を得ました。

マクビープラネットに入社する方々は、私と同様に最初は特定の肩書きや役割を持たないかもしれません。

しかし、各自が抱く目標を一つずつ確実に実現していくプロセスを重んじており、それらを着実に達成していくことを通じて社員一人一人が成長していきます。

このような個々人の集合体が、マクビープラネットの企業文化を形成しているのだと考えています。

 

 

ーー組織文化の醸成の一環として、バリューも策定されているのでしょうか。

先ほど言及した「夢」という概念に加え、「幸せをまく」、「ワキワキ」(これは我々の造語で、ワクワクとトキメキをもって挑戦するという意味です)、そして「ブランド人」という4つのバリューを掲げています。

これらのバリューは、私が代表に就任する直前に策定しました。会社の規模拡大を見据え、共通の指針を持つことの必要性を強く感じたことがきっかけです。

バリューを浸透させるための取り組みとしては、採用段階でこれらのバリューを体現できる人材かどうかを見極めています。

入社後は、様々な機会を通じてバリューについて対話し、我々の理念への理解を深めています。

具体的には、人事部主導のバリュー浸透を目的としたキャンペーンの実施、人事評価制度への組み込み、上長との定期的な対話、半期ごとの社員総会、日々の朝礼など、多様な機会を活用しています。

これらの取り組みは、必ずしも固定的なスケジュールではなく、状況に応じて柔軟に実施しています。

重要なのは、あらゆる機会を通じて継続的にバリューを共有し、浸透させていくことだと考えています。

 

優秀な人材を惹きつけるトップを置くこと

ーー千葉社長は以前メディアにて、売上の成長率が高い理由として、高い目標にコミットするメンバーが非常に多いという点を挙げておられました。多くのメンバーが高い目標にコミットできる理由について、詳しくお聞かせください。

マクビープラネットの企業文化は、営業力と密接に結びついていると考えています。

単なる評価制度やインセンティブ構造ではなく、全社が一丸となって目標に取り組む姿勢が根付いています。

「特定の部門だからこの業務は関係ない」といった縦割り的な考え方はありません。例えば、会社全体の利益目標が設定された場合、コーポレート部門であっても積極的に営業部門をサポートする姿勢が見られます。

部門や役職に関わらず、全員が会社の目標達成に向けて積極的に貢献する文化があります。

これは創業者である小嶋と松本が長年にわたって築き上げてきたもので、私自身も体に染み込んでいるような感覚があります。

 

ーー次に、採用戦略についてお聞かせください。

エンジニア採用では、2021年にM&AしたAlpha社の経営陣が鍵になっています。

現在マクビープラネットのCTOである露木を中心にエンジニア組織を構築していますが、露木はマーケティング業界において卓越した知見を持つ人物です。

このような高い専門性を持つリーダーがいることで、そのノウハウを学びたいと考える優秀な人材が自然と集まってくる傾向があります。

つまり、そういった人材をトップに置くことで、優秀な人材を惹きつける環境を作り出しているのです。これが当社のエンジニア採用戦略の核となっています。

一方、コンサルタントの採用に関しては、2020年前後から、マーケターおよびコンサルタントの独立が著しく増加しており、業界経験者の採用が従来よりも困難になっていると認識しています。

しかし、この状況は新たな機会も生み出しています。

具体的には、他業界での多様な経験を持つ人材が、キャリアチェンジを通じて当業界に参入しようとする動きが活発化しています。この潮流を活かし、当社では未経験であっても優秀な人材を積極的に採用し、OJTを通じて育成することに注力しています。

未経験者の採用では、成長意欲や目標達成への強い意志を重視しています。また、過去の実績やパーソナリティを総合的に評価し、個々人のキャリア形成を共に考えながら採用を行っています。

スタートアップ企業が優秀な人材を獲得するためには、経営者の採用へのコミットが最も重要です。加えて、優秀な人材が何を求めているかを理解し、それに応えられる環境を提供することが鍵となります。

機会を求めているのか、優秀な仲間たちを求めているのか、求職者の想いを深く理解し、対話を重ねることで、互いにとって最適な採用を実現できると考えています。

 

>第2回「「業界特化型アプローチとM&A」株式会社Macbee Planetが“後発企業”であっても成功したワケ」に戻る

>Macbee Planetの採用情報はこちら

>Macbee Planetの公式HPはこちら

Others 関連記事

DIMENSION NOTEについてのご意見・ご感想や
資金調達等のご相談がありましたらこちらからご連絡ください

E-MAIL MAGAZINE 起業家の皆様のお役に立つ情報を定期配信中、ぜひご登録ください!*は必須項目です。

This site is protected by reCAPTCHA
and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.