
#人事・組織
「メンズスキンケアブランド世界シェアNo1」というミッションを掲げ、男性向け化粧品ブランド「BULK HOMME(バルクオム)」を展開する株式会社バルクオム。 2020年に入りTVCMの放映を開始し、このコロナ禍でも2019年同月比で約200%以上を記録するなど、メンズビューティー市場を牽引する急成長ベンチャー企業だ。 そんな同社の代表取締役CEO 野口卓也(のぐちたくや)氏に、起業家にとって重要な素養や、ブランドづくりなどについて、DIMENSIONの下平将人が聞いた(全5話)
ーー人材採用において大切にされていることをお聞かせください。
私たちは日本から世界No.1のブランドを作ろうとしています。決して簡単な道のりではありませんので、10年スパンで時間がかかるでしょう。
なので応募してくださった方の我々に対する期待値が短期的なものか、それとも長期的なのかを見極めています。長期的なキャリアとしてBULK HOMMEを世界一にすることに本気で興味を持ってくださる方でないと、100%のパフォーマンスを発揮できないと考えているからです。
もちろん各自が生産性を高めてハイパフォームしないと我々の目標を達成できませんので、スキル面も厳しくチェックしています。
しかしそれよりも、長期的にどのようにキャリアを考えていて、そこに対してバルクオムが目指す世界がどのようにフィットしているのか。ビジョンへの共感度を最も大切に採用するよう心がけています。
ーービジョンへの共感度はどのようにして見極めていらっしゃいますか?
本当にグローバルブランドを作りたいかどうかは、少しお話すればすぐにわかります。
例えば「この10年でグローバルブランドになった日本の会社は?」と聞いても、普段アンテナを張ってない人は一社も答えられないんですよね。
本気で世界を目指しているのであれば、自然と日々の情報にアンテナを張っているもの。その感覚は一朝一夕で身につくものではないので、比較的簡単に見極められるのかなと思います。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
BULK HOMMEという単一ブランドだけで世界No.1の売上シェアを獲る。このことに今後も腐心していくことには変わりはありません。
その観点で申し上げると、海外展開は直近1年で本格的に取り組んできています。アジア、欧米で日本と同じように再現性のある方法でシェアを伸ばしていくことが、次の会社としての挑戦です。
まだまだスタートアップ業界で海外で成功したサービスは少ないのが現状ですので、久々に日本から世界中に認められるブランドが生まれたと思ってもらえるよう、海外を攻略していきたいと思います。
ーーでは最後に、記事の読者であるみなさんにメッセージをお願いいたします。
私が最初に起業したのが2009年。当時は20歳くらいだったのですが、10年以上スタートアップをやってきた中で、投資家も起業家も増え、良いサービスやプロダクトを作る人が非常に増えています。
一方で、まだまだ海外市場にチャレンジしているスタートアップという観点でいうと少ないというのが実情だと思います。
我々はメンズスキンケアという一見するとバーティカルな(大きな産業の一部、あるいはニッチ)市場と思われがちですが、実際には非常にポテンシャルの高い市場で戦っています。そしてこのメンズスキンケアという世界で、グローバルで成功していきたいと思っています。
そんなビジョンに向けて、一緒に戦っていってくれる仲間を常時募集しています。もしご興味がある方は、ぜひウェブサイトなどでご覧ください。お待ちしています。
第4話>世界No.1へ向けてビジョンを“アップデート”した理由 バルクオム 野口卓也CEO
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>バルクオムの公式HPはこちら
著者 下平 将人
1986年生まれ。長野県松本市出身。弁護士として法律事務所で勤務した後、LINEにて社内弁護士や新規事業開発担当を経て、DIに参画。国内VCファンド「DIMENSION」を立ち上げる。投資先複数社の社外取締役。一橋大学法学部、慶応義塾大学法科大学院卒業、グロービス経営大学院卒業経営学修士。NewsPicksプロピッカー。動画プラットフォームUdemyにて、スタートアップ経営戦略の教科書(全5回)を配信中。経済産業省 U30関西起業家コミュニティ メンター、超起業学校スタートアッププログラム メンター等。趣味はバスケ。
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