数字で振り返るDIMENSION【DIMENSION conference 2020】~日本のスタートアップ・エコシステム最前線~第1話

「DIMENSION conference 2020 ~日本のスタートアップ・エコシステム最前線~」は、機関投資家、事業会社、ベンチャー投資家、起業家が一堂に会し、日本のスタートアップ・エコシステムについて意見を交わすDIMENSION主催の第1回目のカンファレンス。本稿では、当日の各セッションのエッセンスを2回にわたってお届けする。 第1回は国内ベンチャー投資ファンドDIMENSION代表取締役の宮宗孝光が開幕のご挨拶で話した「数字で振り返るDIMENSION」をインフォグラフィックとともに紹介する。

宮宗:
DIMENSION(ディメンション)は2000年に設立されたドリームインキュベータ(東証一部)を母体としていて、20年前からベンチャーの投資・育成に携わってきています。2010年頃には海外ベンチャー投資も開始し、マジョリティ投資による事業経営も進めてまいりました。

 

宮宗 孝光/1974年東京生まれ
国内ベンチャー投資ファンドDIMENSION代表取締役。東京工業大学・大学院を卒業後(飛び級)、シャープ株式会社を経て2002年ドリームインキュベータ入社。大企業とベンチャーの戦略策定、幹部採用、M&A、提携などを推進。ベンチャー支援の実績として、4社の上場、5社の東証一部上場企業へのMBOに貢献。直近の投資・支援先は SHOWROOM五常・アンド・カンパニーAnyMind Group など。2006年から起業家との勉強会を主催。メンバー17名中、10名が上場。

 

 

この20年間でIPO30社、M&A53社というのは国内でも指折りの実績なのではないかなと自負しています。

2017年には起業家たちへのインタビューを通して、若手起業家にとって有益なエッセンスを発信するメディア「DIMENSION NOTE(ディメンション ノート)」を始めています。

その後、2019年10月に国内ベンチャー投資ファンド「DIMENSION」を設立し、2020年には中小機構様等からも大きな額をLP出資していただいています。

 

 

DIMENSIONは約1年2ヶ月で11社に出資させていただきました。内訳としてはシード・アーリーステージが5社、グロースステージが6社。幅広いステージのスタートアップを支援させていただいています。

 

 

金融からVTuber事務所まで、出資先の領域は多岐に渡っています。投資実績としては1年間で13億円ほどで、出資先の資金調達総額は300億円にのぼります。今後の成長領域を担うスタートアップ、新しい産業を創るべく真摯に経営に向き合う起業家を応援できるよう出資支援しております。

 

 

DIMENSION NOTEはこれまで50人に登壇いただき、記事本数としては300弱ございます。特に特徴的なのが「志」や「なぜ事業を始めたのか」という起業家ならではの内容が豊富なことです。

加えて組織づくりなど、起業家が必ず直面する困難を先輩起業家たちがどのように突破したかについても示唆深い内容を書いています。これから起業を考えている人や若手起業家のみなさんはぜひ参考にしていただければと思います。

直近は動画という形でDIMENSIONチャンネルを立ち上げていますので、起業家の方々の実際の声や振る舞いなど、文字以外の部分も参考にして頂ければと思います。

 

 

>日本のスタートアップに求められていること【DIMENSION conference 2020】第2話

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