
#インタビュー
「デザインの力を証明する」をミッションに掲げ、デジタルトランスフォーメーション(DX)に欠かせないUI/UXデザインのリーディングカンパニーとして存在感を高め続けている株式会社グッドパッチ。2020年には東証マザーズ上場も果たした。そんな同社を牽引する代表取締役社長/CEO 土屋尚史氏に、起業家にとって重要な素養、成長事業の創り方などについてDIMENSIONビジネスプロデューサーの伊藤紀行が聞いた(全5話)
ーー今後の御社の展望についてお聞かせください。
大きな成長戦略はやはりデジタルトランスフォーメーション(DX)の牽引役になること。
昨今はあらゆるところでDXという言葉が使われていますが、グッドパッチはDXという言葉が流行るずっと前からデジタルトランスフォーマーションに求められるサービスを展開し続けてきました。
我々の強みは上流の戦略・コンセプト作りと、ユーザーに使っていただける下流の最終的プロダクト作りを両方高いクオリティで実行できること。最終的にユーザーに使い続けてもらえるプロダクトを作れないと意味が無いDXにおいて、非常に大きな競争優位性になっています。
今後もこの我々の強みをさらに拡大し、より高いクオリティのサービスを提供していきたいと思います。
特に目下、一番大きなチャレンジとしては「行政のシステム」のUI/UXデザインを手がけること。現状は課題の多い行政のシステムのUI/UXデザインを改善することができれば、国全体の生産性を高めることができ「デザインの力を証明する」ことができるでしょう。
今、一気にその流れが来ていますので、多くの方に使われるサービスのUI/UXデザインを手がけて、しっかりとパフォーマンスしていきたいと思っています。
ーースタートアップ投資「Goodpatch Design Fund」も立ち上げられました。
これはずっと「上場したらやりたい」と考えていた事業の一つです。
そもそも私はスタートアップが好きなのと、Gunosyさんやマネーフォワードさんの創業初期にデザインのお手伝いをしたように、成長事業を見極める力には自信があるからです。
良いスタートアップを見つけ、我々がデザイン面で支援することで成長させる。Goodpatch Design Fundはグッドパッチのミッション「デザインの力を証明する」に本質的に繋がる事業だと考えています。
このファンドも活用しながら、スタートアップをはじめとしてどんどんパートナーシップの輪を広げていきたいですね。
ーー最後に、DIMENSION NOTEの読者である若手起業家や起業家予備軍のみなさまへのメッセージをお願いします。
私が2011年に起業して9年が経ちました。
途中、組織崩壊して会社が潰れかけるくらいの大変なこともありましたが、それでも9年経って上場をするところまで来ることができました。
その大きな要因はやっぱりどんなときも課題や物事に対して真摯に向き合うこと。そして諦めないことです。
どんなに苦しい状況になっても諦めずに前を向き続ける、前に進み続けるという意思が成功を呼び込むと思っておりますので、今起業してもがいている起業家の皆さん、諦めずに頑張りましょう。
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著者 伊藤紀行
DIMENSION Business Producer:早稲田大学政治経済学部卒業、グロービス経営大学院経営学修士課程(MBA, 英語)修了。 株式会社ドリームインキュベータからDIMENSIONファンドMBOに参画、国内のスタートアップへの投資・分析、上場に向けた経営支援等に従事。主な出資支援先はカバー、スローガン、BABY JOB、バイオフィリア、RiceWine、SISI、400F、グローバ、Brandit、他 全十数社。 ビジネススクールにて、「ベンチャー戦略プラン二ング」「ビジネス・アナリティクス」等も担当。 著書に、「スタートアップ―起業の実践論 ~ベンチャーキャピタリストが紐解く 成功の原則」
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