MIXI ファウンダー 笠原健治氏が語る今後の展望「グローバルで勝ち切るサービスを」(第4話)

「楽しい」が何よりの源泉

ーー最近ではご自身の資金において寄付活動をされたり、新しい活動をし続ける笠原さんの情熱の源泉についてぜひ教えてください。

事業を作っていくことが、そもそもすごく「楽しい」んです。

新しい領域でこれをやってみようと思いついたり、仲間が提案をしてくれたり、そういう「発明」をした瞬間。それは、そこに打ち込めるものが見つかったという喜びだったり、それで会社の収益がすごく上がるかもしれないというワクワク感かもしれないですが、やっぱり新しく事業を作っていく瞬間というのは楽しいものです。

そしてなにより、最初は全然前に打った球が飛ばなくても、だんだんチューニングしていく中で飛距離が伸びていって、最終的に大きな当たりになる瞬間。

つまりは使ってくださってるユーザーの方がすごくいいサービスだと言ってくださる瞬間、自分たちが思っていた仮説が当たって喜んでもらえる瞬間の楽しさというのは何事にも代えられないもので、そこの楽しさが分かってるので何度も繰り返したいという思いが強く残っています。

そんなに何度もできる話ではないので、毎回貴重な経験だなと思いながら、一度でも多くその瞬間を繰り返していけたらと思いながらやっています。

また、今は『みてね』をやっていて、世界中にサービスを出していくこともすごく楽しいなと思っています。

「海外で子育て事情がどうなっているのかな」とか、「海外の家族の関係ってどうなってるのかな」とか、そういう所で日本とは少し違う面もあれば、同じだなって見える面もある。

そういう未開の地を探検して開拓して、いいものを探す。そういった姿勢がDNAレベルで刻まれている気がしていて、未知の領域を知ることができる楽しさはすごくあるなと思っています。

日本発のグローバルサービスを作っていく、というのはこれまで経験したことがない楽しさだと思っていて、これからも『みてね』は当然のこと、他のサービスでも挑戦していけたらいいなと思ってやっています。

 

グローバルで勝ち切るサービスを

ーーそれでは最後に、貴社の今後の展望について教えてください。

SNSの『mixi』とか 『モンスターストライク』とか 『みてね』とか、これまで色々とサービスを出してきて、その事業開発の面白さがよく分かってるメンバーが揃ってる会社だと思っているので、これからも一般消費者向けに新しいサービスを提供していくと思います。

その中で日本だけじゃなくて、世界中で皆さんが喜んだり、熱狂して使ってくれる、あるいはインフラ的に日常的に使ってくれるコミュニケーションサービスを出していきたいと思っています。

今までずっとコミュニケーションサービスを作ってきてましたし、そこを世界中に届けていきたい。SNSの時の苦い体験もそうなんですが、世界で勝たないといずれ負けてしまうという感覚もあります。

世界で勝てると自ずと収益も最大化しやすいので、一回そこの循環に入った会社が出るとなかなか日本だけで頑張っていても収益力の強さに負けてしまう。

なのでやはりグローバルで勝たないと勝ち切れない。

そこをしっかり意識しながらやっていきたいなと思っています。

 

 

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家弓 昌也

家弓 昌也

名古屋大学大学院航空宇宙工学修了。三菱重工の総合研究所にて、大型ガスタービンエンジンの研究開発に従事。数億円規模の国家研究プロジェクトを複数リードした後、新機種のタービン翼設計を担当。並行して、社内の新規事業創出ワーキンググループに参加し、事業化に向けた研究の立ち上げを経験。 2022年、DIMENSIONにビジネスプロデューサーとして参画。趣味は、国内/海外旅行、漫画、お笑い、サーフィン。

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